2022年10月18日
秋
今日は、空気がひんやりしています。
外を歩くと、もっと厚手のジャケットを着てくればよかったかな、と思うほどです。
オフィスのある銀座の街にも、欧米系の方々を中心に外国の方の姿が見られるようになりました。
こんなに長く続くとは思いもしなかったコロナ禍。
少しずつ終息に向かっているのかと期待なしますが、フランスあたりでも死者が日に100人を超えるというニュースを聞くと、まだまだ気を引き締める必要があるな、と思います。
だんだん気温も低くなり、そろそろ北の方から美しい紅葉の映像が届くかもしれません。
コロナ以前のようにはいかないまでも、仕事をしっかりと続けていこうと思います。
皆様もここまで頑張ってきたのですから、これからも健康管理に気を付けて、お過ごしくださいね。
2022年10月05日
世界とつながる
通訳や翻訳に関わる仕事をしていると、おのずから海外と日本との関係を考えることが多くなります。
国際会議に同時通訳者を派遣することになれば、通訳が必要となる言語で話されるスピーカーや主催者の方々と通訳者とをコーディネートする必要が出てきます。
海外からの参加者と接することで、あるいは、世界のいろいろな場所から共通の課題について語ろうと集う意味を考えるとき、日本と世界がつながっていることを感じます。
コロナで海外に行ったり来たりすることが難しい時期が続きましたが、今少しずつ再開されようとしています。
情報はあふれるように世界中から届き、求めれば、real timeで世界のどこかで起こっていることに参加したり、見たりできます。
しかし、やはりその場にいなければ、行かなければわからないことがたくさんあると思うのです。
その土地の空気、風、においを感じて初めて理解が深まることもあります。
できれば、その地に足を運んで世界を知りたい、世界とつながりたい、と思います。
海外に実際に行く機会がなくても、自分や自国のことだけではなく、世界に関心をもって、世界で何が起こっているかを知って、そこから日本以外の世界の現実、そこにいる人たちのことを考えたいと思います。
そうすることが、異なる土地で、異なる肌の色で、異なる文化伝統の中で暮らしている人々と理解しあえる第一歩になるでしょう。
そうしなければ、地球上の人間がこれからも平和な世界で繫栄できるという保証はないのですから。
2022年09月22日
秋
長いこと、更新をしませんでした。
その間に暑い夏が過ぎ、コロナにおびえながらも、少しずつ社会が動き始めて、オフィスのある銀座は、コロナ前とはいかないまでもたくさんの人々が出ています。
先日の台風は強大で、沖縄、九州、四国中国地方の方々な得に大きな被害がありました。
心からお見舞い申し上げます。
台風の通り道はいつも同じようなところになり、何度も被害を受ける地域が少なくありません。
本当に心が痛みます。
日本国内に限ったことではなく、世界でもパキスタンしかりバングラデシュ、フィリピンなど水害のニュースには同じ国名が出てきます。
気候変動も相まって、ますます地域によって何度も被害を受けるところが増えそうです。
小さなことでも何かできることはないか、といつも考えます。
また台風が発生したというニュースもあり、明日からの連休もまた台風に備えなければならないかもしれません。
でも今朝の東京の空は青く、鰯雲が秋を感じさせていました。
コロナの影響が少なくなっているのか、少しずつお仕事の依頼も増えてきました。
ありがたいことです。
自分のことだけ考えるのではなく、他者の存在に思いを寄せられるように心掛けて、毎日を過ごしていこうと思います。
平和な秋になりますように。
2022年04月01日
新たなスタート
今日は冬に後戻りしたような肌寒い日になりましたが、銀座のそこここで薄紅色の桜がきれいに咲いています。
今日から新しいスタートを切る方々も多いことでしょう。
健康に留意して、自分を大切に前を向いて進んでいってほしいと思います。
コロナ禍に加えて、世界の厳しい状況の中、日本だけがいつまでも平和でいられるとは限りません。
私たちはこの社会には自分と異なる考え方がたくさんあることを改めて心して、異なることに対して理解しようと努力をしなければならないと思います。
想像力をもって他者と接するようにしましょう。
華やかな桜とともに春を迎えられたことに感謝しつつ。
2022年03月11日
戦争
ウクライナの悲惨な状況の報道に、暗澹たる気持ちになり心が痛くなります。
これまでもアフリカでの内戦、アフガニスタン、シリア、香港、ミャンマーと悲惨な映像を見ることが多かったけれども、今回はロシアの前世紀型といってもよいような戦車やトラックの行列を目の当たりにして「戦争」をとても近くに感じています。
見境なく降る砲弾、小児病院まで攻撃するなんて、ロシアがなんと言いつくろっても、人間が引き起こした愚かな悲劇です。
こんな戦争が21世紀に再び起こるなんて、人間はどうして歴史から学ばないのだろうかと思います。
人間の持っている良き力が全く働かないのはなぜなのでしょうか?
一日も早く、ロシアがウクライナから撤退しますように。
ロシアの心ある人々の力が勝りますように。
そしてウクライナに限らず、今この瞬間にも命の危険にさらされている、人権を蹂躙されている、地球上の人たちが一日も早く平和な日常に戻れますように、週末は祈って過ごします。
2022年03月04日
春を待つ
今日から3月。
ずいぶんと長い間、更新しませんでした。
コロナ禍で厳しい日々を送った2年間。
まだまだ終息の見通しが立たない今も、落ち着かない日々を過ごしています。
仕事を続けている以上、どんな状況でも最善を尽くす努力をしなければならないことはわかっていても、モチベーションの保ち続けることが難しかった。
そこにロシア(Putin)のウクライナ侵攻。
アフガニスタン、シリア、南スーダン、コンゴ、香港、ミャンマー、数えきれないほどの悲劇が地球上に起こっているというのに、またもや戦争。
もう一度頑張ろう!とモチベーションを上げようとしていた矢先のニュースに力が抜ける思いでした。
戦争終結を心から祈りつつ、平和を守らなければならないと心に誓って、仕事に向かいます。
春が早くやってきますように。
2022.3.1
2021年04月02日
春
4月のカレンダーをめくると、桜の写真でいっぱいです。
今年は早くも桜の季節は過ぎて、家の近くの公園を散歩したらすでに葉桜でした。
COVID-19のパンデミックになってから早1年余りたちました。
東京五輪をする大前提なのかどうかわかりませんが、1年前から言われているのにPCR検査はなかなか広まらず、ワクチン接種も各国に大きく遅れています。
感染を防ぐための策は国民一人一人がしっかりとっているせいか検査数が少ないせいかはわかりませんが、日本の感染者数は比較的少なく収まっているようです。
しかしながら、変異株の出現も含めて、第四派到来か?といわれていて、まだまだ予断を許さない状況が続きます。
行動の自由を制限され、何より人と思い通りに会えない日々に、息苦しさを覚える人も少なくないと思います。
でも、パンデミックには必ず終わりが来ることを信じて、もう少し頑張りましょう。
外は春です。
美しい花々も咲いています。
木々も日に日に芽吹いています。
感染に気を付けながら、外の春の空気を吸ってみましょう。
きっと心も春を感じることでしょう。
2021年03月12日
3.11
昨日は、東日本大震災から10年目の3月11日だった。
少し前から、10年目ということだからか、例年より多くの特集番組をはじめ報道があったと思う。
映像に映る被災者の方々のそれぞれの10年間のお話を聴いて、毎日涙が止まらなかった。
何千という亡くなった方々、何万という被災された方々、そして今も避難生活を余儀なくされている4万もの方々。
どんなに心を寄せて、想像しても、そのかたがたお一人お一人の今までの道のりについて私は言葉にすることはできない。
ただただ、よくぞ今日まで生きてきてくださった、どうか少しでも笑顔を取り戻せるように、と祈るばかりである。
自然災害はまたいつ来るかわからない。
でも準備しておくことはできる。
原発事故はあってはならない。
そんなことを思う一日でした。
もうすぐ春です。
かたい桜のつぼみも動き出しています。
2021年02月16日
地震
週末、ほっとリラックスしていた深夜に大きな揺れがありました。
東京は結構長く大きな地震でしたが震度3から4ということでしたが、東北地方、特に福島、宮城県ではマグニチュード7.3、震度6+のところもありました。
被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。
3.11から10年を目前として、当時のことを思い出し、このコロナ禍の中、大きな地震などないといいなと思っている矢先でした。
10年前に大きな被害を受けたり、また大切な方を亡くした方々がとても多くいらっしゃいます。
少しずつでも、前を向いて、かすかな光を目指して、今日まで生きてきた方々がまたもや深い暗闇に落とされたかのようで、心がとても痛みます。
私たちに何ができるのだろうか?
どうか、あきらめないで、周りの人に助けを求めて、悲しい時には泣いて、少しでも暖かい心に触れたならば、癒されてください。
これからしばらくは大きな地震が続く可能性もあるとのこと。
どうぞ身の安全を第一に過ごしてください。
困窮している方々に、必要なものが早く届きますように。
春もそこまで来ています。
皆で頑張りましょう。
2021年02月02日
落ち着かない社会に
1月もあっという間に過ぎて、今日は節分です。
世界中でCOVID-19の感染拡大が収まらず、せっかく急ぎ開発されたワクチンの供給もままならない中、昨日はミャンマーのクーデターが報じられました。
少しずつ民主化が進んできたのだと思っていたのに、また軍による圧政が始まってしまうのでしょうか?昨日集まった都内のミャンマーの方々の数と声を聴いて、心が痛みました。
COVID-19の感染に世の中が落ち着かず、中途半端な感染防止策で自由が制限されるだけで困窮する人たちは増え続け、医療がひっ迫する中での従事者の方々のご苦労を思うと、いつまでこの状況が続くのだろうか、と悲観的になるときもあります。
そんな中、私は、今日も健康に過ごせることに感謝しつつ、在宅で仕事ここなし、今までになかったような家での時間、家人との時間を大切に、今、苦しい思いをしている方のことに思いをはせ、自分ができることをしています。
今までなかなかできなかったことですが、ことを急がず、立ち止まって、深呼吸をしてから、次にすべきことをするようにしています。
明日は立春。
自然ももうすぐ春になります。
私たちの社会にも必ず春が来ることを信じて、穏やかに過ごしましょう。