代表の坪井直子と申します。
少し私自身のことをお話させていただきます。
大学を卒業して、働き始めたのは国際交流の企画・運営をする財団法人でした。
そこでは、当時のボスの幅広いそして深いネットワークによって、世界中のトップクラスの知的リーダー、政治家、経済人、文化人と交流するプロジェクト、国際会議に携わることができました。
私の社会とのかかわりはこの最初の仕事の影響が強いと思います。
初日からコピーマシンの前で一日中、スタッフから頼まれる会議の資料をコピーしたことを覚えています。その時コピーをしながらスタッフの名前を覚え、資料を斜め読みして、どんなプロジェクトを担当しているのかを知り、オフィス全体がどんな様子で何をしているのかを観察することができました。 この時の全身全霊で仕事を覚えようとした新鮮な気持ちを今でも忘れないように心掛けています。
教えてくれるのを待たずに、自分の力で理解しようとする積極性の重要さについては後輩や相談に見える方々に今でも伝えています。仕事に臨むときにはしっかりと目を見開き、ダンボのような耳をもって、自分から情報をとりなさい、と。
またこのオフィスは大変民主的な組織で、男も女も差別なく、手が空いていればお客様にお茶も入れるし、お昼はキッチンで簡単に手作りしたものを皆で頂いたり、外国生活の経験者も多く、仕事の内容からも必然的に外国語は身近になり、行ってみれば当時の日本の組織には珍しい世界に開いたリベラルな環境だったと思います。
会議前の徹夜も含め、非常に忙しい時も多かったけれども、仕事の達成感を味わったのもここでのことでした。
そして、社会人になって日の浅い若い私にとっては、文字通り世界をリードする内外のトップリーダーを間近でお世話する仕事は、本当に優れた人は謙虚で率直で飾らない、しかし特別なオーラを持っているということを知る素晴らしい機会だったのです。
このように、私にとっての働くという原体験は喜びに満ちたものでした。
この原体験が今まで、様々な困難に遭遇し、何回失敗を重ねても仕事を通じて社会に少しでも貢献したいという気持ちでいられる大きな原動力なのだと思います。
それから長い年月が過ぎ、仕事もいくつか変わり、間には仕事に就かない時期もありましたが、振り返ってみれば、初めて仕事に就いた時と同じ思いで今も仕事をしていることに気が付きます。
不完全な私が、仕事で出会う多くの人たちに導かれ、助けられて来たからこそ、今こうして社会に、そしてその社会に仕事を通して貢献したいと思う方たちのお手伝いができるのです。
さて、私が考える社会とはどんな社会でしょうか？
ビジネスでお世話になっているクライアント企業も、人で成り立っています。
自分の力や経験を企業や組織で活かしたい、と思う候補者の方々も人です。
自分をはぐくんでくれた親も人です。
家族も人です。
そして私という個人も人です。
言うまでもなく社会を構成しているのは人です。
私は人を大切にする社会を望んでいます。
人を大切にするコミュニティのために働きたいのです。
人を大切にするということは、命を大切にするということ。
一人でも多くの人がしあわせに人生を過ごすことができる社会が理想です。
そういう社会の構成員である企業が必要とする人をご紹介し、ますます良い社会にしていただくお手伝いをすること。
人を、命を大切にしている方々が、人生の岐路に立ち、これからどんな仕事をしたらよいだろう、と思ったときにいつでもドアをノックしていただけること。
もう一つ、最初の仕事で世界への扉が開いていることを経験したので、地球上の人たちは皆、繋がっていることを実感しています。ですから、ビジネスで世界に出て行こうとしている企業、人、が直面する課題、まずは言葉。言葉の壁があるなら、それを取り払うお手伝いをすること。
TJサーチ＆カンパニーはこんなことを日々考えている私と私を支えてくださるコンサルタントの方たち、そして一緒に仕事を推進してくださる会社の皆様で成り立っています。
仲間の力を合わせれば、可能性が広がります。
人のこと、言葉のサービスはもちろんのこと、私や私の仲間たちの知恵がお役に立てることならば、なんでもご相談いただければと思っております。
共により幸せになれるよう、仕事ができればこれほどうれしいことはありません。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
TJサーチ＆カンパニー株式会社
| 代表者氏名 | 坪井 直子（Naoko Tsuboi） | |
| 学歴 | 1971年3月 | 雙葉高等学校卒業 |
| 1975年3月 | 聖心女子大学外国語学部英文科卒業 | |
| 1978年3月 | 聖心女子大学外国語学部英文科大学院修士課程修了 | |
| 職歴 | 1975年4月 | 財団法人日本国際交流センター アシスタントコーディネイターとして同センター主催の国際会議（下田会議、日米欧委員会等）運営に従事。また日米議員交流、アジア教育プログラムなど国際交流事業に従事。 |
| 1978年4月 | フリーランスの国際会議コーディネイターとして財団法人日本国際交流センター、財団法人国際会議研究所等が主催する国際会議事務局運営に従事。 | |
| 1981年10月 | 国際大学東京事務所に国際会議コーディネイターとして入所第一回南北ラウンドテーブル（1982年）、「アジアの経営」（1983年）、「環日本海会議」等を担当。 | |
| 1983年 | 会議の総合雑誌「Congress＆Convention」において取材・執筆。 | |
| 1984年9月 ～1986年2月 | 株式会社アイビーインターナショナル（京都）にチーフコングレスオーガナイザーとして入社。 「トランスパーソナル国際会議」、「第一回京都賞」等を担当。 |
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| 1997年2月 | サイマルインターナショナル株式会社入社 | |
| 1999年11月 | 株式会社アイビーインターナショナル東京オフィス立ち上げ準備開始 | |
| 2000年3月 | 株式会社アイビーインターナショナル東京オフィス C-NAVI Tokyoを開設（支店長就任） |
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| 2008年11月 | 株式会社アイビーインターナショナル東京オフィス C-NAVI Tokyoを退職（退職時：取締役東京支店長） |
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| 2009年12月 | TJサーチ＆カンパニー株式会社の全株を譲り受け株主となる 代表取締役に就任、現在に至る。 |
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